ニュース

オンプレミス「Microsoft Exchange」から「Google Workspace」への移行は新ツールで

従来のユーザーデータ移行は2025年5月31日に終了

管理センターのデータ移行(新規)ページに警告バナー

 米Googleは5月14日(現地時間、以下同)、「Google Workspace」で従来のデータ移行サービスを用いたオンプレミス版「Microsoft Exchange」からのユーザーデータ移行を、2025年5月31日に終了すると発表した。管理センターのデータ移行(新規)ページに、警告のバナーが表示される。

 「Google Workspace」は「Exchange 2010」、「Exchange 2013」、「Exchange 2016」といったオンプレミス環境からメール、カレンダー、連絡先データを移行できるが、今後は代わりに「Google Workspace Migration for Microsoft Exchange」(GWMME)データ移行ツールを利用する必要がある。

 「GWMME」はWindows Vista/Server 2008以降のWindowsデバイスで実行可能で、ExchangeファイルまたはPSTファイルからの移行であれば「Outlook 2003」以降が必要だ。

 なお、「Exchange Online」(クラウド)からの移行には、これまで通りデータ移行ツールが利用できる。