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緊急性の高い脆弱性2件に対処した「Firefox 138.0.4」がリリース

深刻度は4段階中最高の「Critical」

「Firefox」v138.0.4

 Mozillaは5月17日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v138.0.4をリリースチャネルで公開した。ここ1週間で2回目のマイナーアップデートだ。

 本バージョンでは、緊急性の高い脆弱性が2件修正されている。

  • CVE-2025-4920:Out-of-bounds access when resolving Promise objects
  • CVE-2025-4921:Out-of-bounds access when optimizing linear sums

 いずれも境界外読み取り・書き込みに悪用されるおそれがあり、深刻度は4段階中最高の「Critical」と評価されている。できるだけ早いアップデートが必要だ。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。