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「Firefox 138.0.3」がリリース ~WebGLやSVGエフェクトに起因するクラッシュに対処

v138.0.2はスキップ

「Firefox」v138.0.3

 Mozillaは5月13日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v138.0.3をリリースチャネルで公開した。v138.0.2はAndroid版のみのリリースで、デスクトップ版はスキップされたようだ。

 本バージョンは、以下の問題に対処したマイナーアップデートとなっている。

  • WebGLを使用するWebサイトを閲覧する際にクラッシュすることがある
  • 特定のSVG効果(ぼかしやドロップシャドウなど)が非常に小さな領域に適用されると、ブラウザーが繰り返しクラッシュすることがある
  • Linux 環境でHDRサポートが利用できないとき、「Wayland」上でビデオ再生がウォッシュアウトして見える
  • ページ内検索ツールバーの「大文字と小文字を一致させる」ショートカット[Alt]+[C]が期待通りにチェックボックスをトグルしない

 なお、セキュリティ関連の修正は今のところアナウンスされていない。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。