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「PC画面に映っているもの」を、なんでもAIに相談できる“Copilotの目”「Copilot Vision on Windows」が米国でスタート
「Copilot on Windows」アプリは「Deep Research」とファイル検索にも対応へ
2025年6月13日 11:48
米Microsoftは6月12日(現地時間)、「Copilot Vision on Windows with Highlights」が米国で利用可能になったと発表した。Windows 10/11がサポートされており、まもなく欧州以外の国でも利用可能になるという。
「Copilot Vision」は、デスクトップに表示されているものを「Copilot」アプリに共有、表示内容をチャットで尋ねたり、声で話しかけて相談できる機能。アプリ操作を案内することもでき、異なるアプリをまたいだ作業も依頼できる。「Highlights」と呼ばれる機能も備えており、操作方法を尋ねれば、クリックすべき場所をハイライトで示してくれる。
ゲームのプレイ中にヒントをもらったり、写真のレタッチを助けてもらったり、Webブラウザーで旅行の旅程を確認しながら他のアプリで管理しているパッキングリストが十分かどうかを教えてくれたりも可能だ。
「Copilot Vision on Windows」は、WindowsのAI機能「Copilot on Windows」にビジュアルインテリジェンスをもたらすものとされており、プライバシー保護と透明性にも配慮。「Copilot Vision」の視覚が「Copilot」に共有されるのは、メガネアイコンで「Copilot Vision」共有を有効にしている間だけだ。
「Copilot Vision on Windows」は「Copilot Labs」の一部として、今後も新しい機能がテストされていくとのこと。
また、今回のリリースに合わせて「Copilot」アプリが「Deep Research」とファイル検索にも対応することがアナウンスされている。