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「CrystalDiskMark」が5年ぶりのメジャー更新、定番の無償ストレージベンチマーク

「DiskSpd 2.2」採用のv9.0.0が公開

「CrystalDiskMark」v9.0.0

 定番の無償ストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark」の最新版v9.0.0が、6月16日に公開された。2020年11月以来、約5年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

 「CrystalDiskMark」は、ストレージのデータ転送速度を測定できるベンチマークソフト。エンジンにはMicrosoft製の「DiskSpd」が利用されており、キューやスレッドの数を指定したシーケンシャルリード&ライト、ランダムリード&ライトの計測が行える。

 v9.0.0における変更点は、以下の通り。

  • 「DiskSpd 2.2」に更新(-siオプション対応により高速化)
  • デフォルトテスト回数を3回に変更
  • Flash Memory用低負荷プロファイル追加
  • 著作権者に「CrystalMark Inc.」を追加
  • コード署名を「CrystalMark Inc.」に変更
  • テーマ追加

 対応OSは、ZIP版の場合でWindows XP/Windows Server 2003以降。インストーラー版はWindows Vista以降となっている。インストーラー版は開発支援のため、広告アプリが付属する点には注意したい。

インストーラー版は開発支援のため、広告アプリが付属する

 また、Windows 10以降ならば「Microsoft Store」から購入して開発を支援することも可能。価格は税込み1,000円だ。多少ファイルサイズは大きくなるが、公式応援キャラクター「水晶雫」「水晶碧」バージョンもあるので、好みのものを利用するとよいだろう。

「水晶碧」バージョン

ソフトウェア情報

「CrystalDiskMark」
【著作権者】
ひよひよ 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
9.0.0(25/06/16)