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「Firefox 144.0.2」がリリース ~「WebGPU」の解放後メモリ利用脆弱性に対処

「Firefox」v144.0.2

 Mozillaは10月28日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v144.0.2をリリースチャネルで公開した。v144.0.1のリリースはAndroid版のみで、デスクトップ版はスキップされたようだ。

 本バージョンでは軽微な不具合がいくつか修正されたほか、脆弱性が1件修正された。内容は「WebGPU」における解放後メモリ利用(use-after-free)で、「Firefox 142」で混入したものだという。

 最悪の場合、子プロセスがサンドボックスを迂回できてしまう可能性があり、4段階中上から2番目の深刻度「High」と評価されている。

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。