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「ROG Xbox Ally」の全画面ゲームUI、ノート・デスクトップ・タブレットPCにも展開へ
Dev/Betaチャネルでテスト展開が開始
2025年11月25日 16:50
米Microsoftは11月21日(現地時間)、 「Xbox」のフルスクリーンエクスペリエンス(Full Screen Experience:FSE) をノートPCやデスクトップPC、タブレットPCなどにも展開すると発表した。この機能は、ASUSと共同開発したハンドヘルド(両手で持てる)ゲーミングデバイス「ROG Xbox Ally X」「ROG Xbox Ally」に搭載されているもの。MSIの「Claw」モデルをはじめとする他社製ハンドヘルド機に開放する方針はすでに示されていたが、“ゲーム専用モード”としてすべてのWindowsデバイスに導入することにしたようだ。
「Xbox FSE」は、通常のデスクトップと切り替えて利用できる全画面のゲーム専用モード。ホーム画面はコンソールゲーム機と同様、ゲーミングコントローラーに最適化されており、十字キーとボタンで快適に操作できる。ここからは「Xbox Game Pass」や「Xbox Play Anywhere」だけでなく、サードパーティーの人気ストアからインストールしたゲームにもアクセスが可能。
また、ゲームにできるだけ多くのシステムリソース(CPUやメモリ)を割り当てるべく、不要なバックグラウンドプロセスを削減し、必須ではないタスクを遅延実行するのも「Xbox FSE」の特徴。通常のデスクトップよりも快適にゲームをプレイすることができるだろう。コントローラーやキーボードに[Xbox]キーがあれば、その長押しでゲームを簡単に切り替えられるのも気軽でよい。
通常のデスクトップと「Xbox FSE」の切り替えは、仮想デスクトップの切り替えに用いられる「タスク ビュー」([Windows]+[Tab]キー)で行える。「Game Bar」の設定画面や、[Windows]+[F11]キーで「Xbox FSE」を有効化することも可能だ。
なお、ゲームの操作に集中できるように、「Xbox FSE」では一部のキーボードショートカットキーが通常のデスクトップと異なる仕様になるとのこと。通常のデスクトップへ戻るには、タスクビューから切り替えるか、「Game Bar」の設定で「Xbox FSE」を終了するか、キーボードの[Windows]キーを押せばよい。
この「Xbox FSE」アップデートは、同日Dev/Betaチャネルでリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 26220.7271(KB5070307)以降で段階的に展開される。また、利用の際は「Microsoft Store」の「Xbox」アプリが必要。
いち早く試したい場合は「Xbox Insider Hub」アプリをダウンロード・インストールして、「PC Gaming」プレビュー機能に参加するとよい。



















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