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マイクロソフトの新IME「Copilot Keyboard」、辞書ツールやキーカスタマイズも実装へ

月単位で定期的に更新。プライバシー重視で入力内容をAIに知られたりはしない

日本マイクロソフトが提供する新しい日本語入力システム(IME)「Copilot Keyboard」

 日本マイクロソフト(株)は1月20日、公式ブログ「Windows Blog for Japan」を更新した。新しい日本語入力システム(IME)「Copilot Keyboard」が紹介されている。

 「Copilot Keyboard」は、同社が昨年10月よりベータ版として提供しているIME。継続的に更新される語彙データで新語や人名、地名などを快適に変換できる点、「Copilot Search」を統合して変換候補ウィンドウで単語の意味を調べられる点、かわいらしいキャラクターをあしらったテーマ機能などが特徴だ。Windows 11専用で、現在「Microsoft Store」から無償でダウンロード可能。

「Copilot Search」を統合して変換候補ウィンドウで単語の意味を調べられる
かわいらしいキャラクターをあしらったテーマ

 「Copilot」という名前が冠せられていることで、IMEの入力内容がAIに読み取られ、学習に使われるのではないかとの懸念も寄せられているが、同社によると「Copilot Keyboard」はプライバシーを最優先に設計されており、そうした心配はないとのこと(編集部注:ただし、テレメトリと呼ばれる統計情報の送信は既定で有効化されている。これはソフトウェアの改善を目的としたもので、ベータ版アプリでは一般的なことだ)。

 また、当初は搭載されていなかった辞書ツールやキーカスタマイズ機能も実装済みだという。編集部では確認できなかったが、近いうちに利用可能になるのだろう。そのほかにも、16日付けの更新では「PowerToys」の「Keyboard Manager」対応や、テキストをキャラクターにドラッグ&ドロップして検索・翻訳する機能などがアナウンスされている。

 「Copilot Keyboard」は月単位で定期的な更新が予定されており、同社は語彙の追加や機能追加、変換ロジックの改善を継続的に行っていくとしている。ただし、アップデートの適用には今のところOSの再起動が必要だ。

「Copilot Keyboard」は月単位で定期的に更新