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超解像技術「DLSS 4.5」をサポートした「NVIDIA アプリ」v11.0.6が登場

すべてのオーバークロックや電圧調整を無効化できるデバッグモードも

NVIDIA、「NVIDIA アプリ」のアップデート(11.0.6)を発表

 米NVIDIAは1月5日(日本時間)、世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2026」で、「NVIDIA アプリ」のアップデート(11.0.6)を発表した。

 「NVIDIA アプリ」(NVIDIA App)は、同社のGPUシリーズ「GeForce」向けの統合管理ツール。GPUドライバーをアップデートしたり、それぞれのゲームやアプリへGPUを最適化したり、ゲームのプレイ中にオーバーレイウィンドウを表示して録画ツールなどを提供したりする。

 新しい「NVIDIA アプリ」は、AIを用いた超解像技術「DLSS 4.5」をサポート。これまでの「DLSS 4」は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)ベースからトランスフォーマーベースへの移行、追加で最大3フレームを補完する4倍マルチフレーム生成(MFG)といった工夫でゲーム画質の向上を図ってきたが、「DLSS 4.5」はトランスフォーマーモデルを第2世代へ、マルチフレーム生成を6倍へ引き上げる(2026年春に提供予定)ことにより、さらなる画質の向上を実現する。FPSの改善や、遅延の低減も見込める。

 とはいえ、RTX20/30シリーズのGPUはFP8精度(8bit浮動小数点)にネイティブ対応していないため、「DLSS 4.5」モデル(M/L)の利用に負荷がかかる。そのため、「NVIDIA アプリ」では「DLSS 4」モデル(K)も選択できるようになっているとのこと。

 さらに、「NVIDIA コントロールパネル」に残っていたすべてのサラウンド設定が「NVIDIA アプリ」に引き継がれ、ベゼル補正やホットキーのオプションが利用できるようになった。すべてのオーバークロックや電圧調整をシステム再起動まで無効化できるデバッグモードも追加され、システムが不安定になる原因を特定するのが容易になっている。

すべてのオーバークロックや電圧調整を無効化できるデバッグモードも

 そのほかにも、「CES 2026」では「NVIDIA Broadcast 2.1」などがアナウンスされた。