ニュース
Webサーバー「nginx」にセキュリティ更新、「njs」には致命的な脆弱性も
「mainline」バージョンではHTTPフォワードプロキシ機能が追加
2026年5月21日 08:14
クロスプラットフォーム対応・オープンソースのWebサーバーシステム「nginx」(エンジンエックス)が5月13日、v1.30.1(stable)、v1.31.0(mainline)へとアップデートされた。現在、公式サイト「nginx.org」などから無償でダウンロード可能。Windows版はWindows XP/7/10/11およびWindows Server 2003でテストされている。
今回のアップデートは、以下の脆弱性に対処したセキュリティアップデート。
- CVE-2026-42926:HTTP/2 request injection in the ngx_http_proxy_module(Medium)
- CVE-2026-42945:Buffer overflow in the ngx_http_rewrite_module(Medium)
- CVE-2026-42946:Buffer overread in the ngx_http_scgi_module and ngx_http_uwsgi_module(Medium)
- CVE-2026-42934:Buffer overread in the ngx_http_charset_module(Low)
- CVE-2026-40460:HTTP/3 address spoofing(Medium)
- CVE-2026-40701:resolver use-after-free in OCSP(Medium)
加えて、「mainline」の最新版であるv1.31.0では、新たにHTTPフォワードプロキシ機能がサポートされている。ちなみに、「stable」は、安定性に注力したバージョン。「mainline」はそれよりも新機能の追加と不具合の修正を優先したバージョンで、最新機能を追いかけたいユーザー向けだ。
なお、5月19日には「ngx_http_js_module」(njs)v0.9.9がリリースされ、「js_fetch_proxy」におけるヒープバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2026-8711)が修正されているので注意。ワーカープロセスのクラッシュ(DoS)につながる恐れがあるほか、セキュリティ機能「ASLR」が無効な環境では、最悪の場合、任意のコードが実行されてしまう可能性がある。
深刻度の評価は、「CVSS 4.0」の基本値で「9.2」(10点満点、Critical)。「njs」を利用している場合は、できるだけ早い対処が望ましい。














![【Amazon.co.jp限定】1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版] (特典:「Webデザイナーのポートフォリオの作り方入門講座」データ配信) 製品画像:3位](https://m.media-amazon.com/images/I/51skMJ-OVcL._SL160_.jpg)






