ニュース

Oracleがセキュリティ更新を毎月実施へ ~四半期ごとの「CPU」を補完する枠組み

新設の「CSPU」で943件のパッチを提供。「Java」「VirtualBox」「MySQL」などが影響

「Oracle Critical Security Patch Update Advisory - August 2026」

 米Oracleは8月18日(現地時間、以下同)、「Critical Security Patch Update」(CSPU)を実施した。「Oracle Java SE」「Oracle MySQL」「Oracle VM VirtualBox」を含む幅広い製品ファミリーに対し、943件の新規セキュリティパッチが提供されている。

 「CSPU」は、四半期ごとに実施されてきた累積的な「Critical Patch Update」(CPU)を補完する新しい枠組み。優先度の高いセキュリティ修正を、より小さく的を絞った形で提供するもので、影響を最小限に抑えつつ適用しやすくなるという。

 これに伴い、セキュリティ更新は毎月第3火曜日にリリースされることになった。今後の予定は以下の通り。

  • 2026年9月15日:CSPU
  • 2026年10月20日:CPU
  • 2026年11月17日:CSPU
  • 2026年12月15日:CSPU

 「Oracle Java SE」関連では、5件の脆弱性が修正された。このうち4件は、認証なしでリモートから悪用が可能。「CVSS 3.1」ベーススコアは最大で「7.8」と評価されている。影響を受けるのは、以下のバージョンだ。

  • Java SE 26.0.2
  • Java SE 25.0.4
  • Java SE 21.0.12
  • Java SE 17.0.20
  • Java SE 11.0.32
  • Java SE 8u501

 同社のダウンロードページでは、対策済みの「JDK 26.0.2.1」「JDK 25.0.4.1」「JDK 21.0.12.1」「JDK 17.0.20.1」「JDK 11.0.32.1」「JDK/JRE 8u503」が公開されている。

 仮想化(Virtualization)製品に関する新規の脆弱性修正は、全21件。このうち2件は認証なしでリモートから悪用可能で、「CVSS 3.1」ベーススコアの最大は「8.6」(CVE-2026-71131)と評価されている。影響を受けるのは「Oracle VM VirtualBox 7.2.14」で、執筆時点の最新版は「VirtualBox 7.2.16」。

 そのほかの製品ファミリーでは、「Oracle Hyperion」の262件がもっとも多く、以下「Oracle E-Business Suite」が120件、「Oracle Commerce」が66件、「Oracle Siebel CRM」が50件、「Oracle Supply Chain」が46件と続く。「Oracle MySQL」は9件(うち5件は認証なしでリモートから悪用可能)だった。