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「PowerPoint」の[SmartArt]もアクセシビリティ強化、図の“意味”を自動生成して読み上げ
Windows版で導入
2026年9月1日 08:50
米Microsoftは8月24日(現地時間)、Windows版「Microsoft PowerPoint」のアップデートを発表した。[SmartArt]のアクセシビリティが改善されているという。
[SmartArt]はプロセスや階層、組織、関係性などを視覚的に表現する機能。しかし、これまでは[スクリーンリーダー]で読み上げさせても、単に『SmartArt』と読み上げたり、各ノードの文字列だけを伝えることが多く、要素同士の関係性が伝わりにくいという問題があった。たとえば、『A + B = C』という図の場合、『A、B、C』としか読み上げないため、聞き手は数式であると認識できない。肝心な図の“意味”が失われてしまうわけだ。
この問題に対処するため、従来は代替テキストがない[SmartArt]を[アクセシビリティ チェック]が指摘し、作成者に関係性を手作業で説明させていた。しかし、[SmartArt]が編集されると、書いた説明が古いまま取り残されてしまう。
そこで、今回のアップデートでは「PowerPoint」が[SmartArt]の説明を自動生成するようになった。[SmartArt]はリスト・プロセス・階層・サイクルといったレイアウトの種類と、各ノードの内容をもともと保持しているので、「PowerPoint」はそれをもとに、たとえば以下のようにして[スクリーンリーダー]へ図の内容を伝える。
- 『Basic block list with three items: A, B, and C』(3つの項目から成る基本的なブロック形式のリスト:A、B、C)
- 『Equation diagram showing A plus B equals C』(AとBを足すとCになることを示す数式の図)
これらの説明はプログラム的に生成され、[SmartArt]の構造や内容が変わるたびに自動で更新される。作成者が代替テキストを作ったり保守したりしなくても、支援技術が常に最新の図を反映できるわけだ。
この機能が利用できるのは、「Microsoft 365」のサブスクリプションを持つWindowsユーザーで、「PowerPoint」のVersion 2603(Build 19729.20000)以降(リリースブログでは『Version 2503』とされているが、ビルド番号とは整合しないため誤りだと思われる)。
ただし、品質とパフォーマンスを見ながら段階的に展開されるため、すぐには利用できない場合がある。展開の過程で一時停止されたり、調整・削除されたりする可能性もあるとのこと。

















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