ニュース

無料メーラー「Thunderbird」v155.0が公開 〜OAuth関連の機能を強化

30件の脆弱性も修正

「Thunderbird」v155.0

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」の最新版、v155.0が9月1日にリリースされた。
 本アップデートでは、「Microsoft Exchange」やMicrosoft Graph API 、カスタムOAuthに対応したアカウント設定プロセスが簡素化された。また、IMAPおよびSMTPサーバー向けのカスタムOAuthがサポートされるなど、OAuth関連の機能が強化された。さらに、企業向けのポリシー機能も拡充された。

 あわせて、クラッシュを含む複数の不具合も修正された。

 セキュリティ関連では、CVE番号ベースで30件の脆弱性が修正されている。内訳は、深刻度がMozillaの基準で4段階中2番目に高いhighが13件、3番目に高いmoderateが6件、最も低いlowが10件。なお、1件はMozillaの分類にはないmediumとされており、CVSS:3.1のベーススコアは7.5とされている。「Thunderbird」は既定でスクリプトが無効化されているため、「Firefox」ほどの影響はないが、できるだけ早いアップデートを推奨する。

 「Thunderbird」は、Windows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロードできる。Windows版はWindows 10以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能だ。