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無料メーラー「Thunderbird」v154.0が公開 ~Microsoft Graphを利用した接続が可能に
55件の脆弱性を修正、全ウィンドウを閉じたらタスクトレイに格納するオプションも
2026年8月20日 06:45
オープンソースのメールソフト「Thunderbird」の最新版、v154.0が8月18日にリリースされた。本アップデートには、新機能の追加、不具合の修正に加え、多数のセキュリティ修正が含まれている。
新機能としては、「Microsoft 365」との接続にExchange Web Service(EWS)に加え、Microsoft Graphが利用できるようになった。また、「Thunderbird」のウィンドウをすべて閉じた際に「Thunderbird」をタスクトレイに格納するオプションが追加されている。[設定]画面の[一般]ページにある[システム統合]-[Thunderbird を閉じたらタスクトレイにしまう]チェックボックスから有効化可能。
さらに、[既定でグローバル検索の結果をリスト表示する]オプションも、[設定]画面の[一般]ページにある[索引データベース]エリアに追加された。macOS版では、添付ファイルのプレビュー機能が新たにサポートされている。
セキュリティおよびデータ処理の面では、AuthEnvelopedDataを含むCMSメッセージが適切に復号可能になったほか、message/rfc822タイプのMIME添付ファイルをフォルダーツリーに直接ドラッグできるようになるなどの改善が施された。
不具合修正としては、無効なデータを含む下書きやテンプレートを開いた際や、EWS検索フォルダをゴミ箱にドラッグした際、データベースキャッシュへヘッダーを挿入した際、IMAP接続中にオフラインにした際などにクラッシュする問題などが解消されている。
セキュリティ修正はCVE番号ベースで全55件。内訳は、Mozillaの基準で4段階中2番目に高いhighと評価された問題が20件、3番目に高いmoderateが25件、最も低いlowが10件となっている。「Thunderbird」は既定でスクリプトが無効化されているため、「Firefox」ほどの影響はないが、できるだけ早いアップデートを推奨する。
「Thunderbird」は、Windows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロードできる。Windows版はWindows 10以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能だ。


















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