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「Word」「Outlook」のテキスト予測機能、既定でOFFに ~Microsoftが方針を転換

機能自体は存続

「Word」「Outlook」のテキスト予測が既定でOFFに変更される

 米Microsoftは9月1日(現地時間)、「Microsoft Word」と「Microsoft Outlook」のテキスト予測を既定で無効化すると発表した。機能そのものが廃止されるわけではなく、設定画面からいつでも有効化できる。

 「テキスト予測」(Text Predictions)は、ユーザーが入力するであろうテキストを「エディター」機能が推測し、薄いグレーでテキストの続きを提案する機能。キーボードでは[Tab]キーまたは[→]キーで提案を確定できるため、スペルミスや文法ミスを減らしながらすばやくテキストを入力できる(キャンセルは[Esc]キーで可能)。2021年2月からプレビュー提供され、製品版にも展開されていた。

 しかし、同社によるとこの提案を便利だと評価する人がいる一方で、予測入力に煩わしさを感じるユーザーもいたようだ。今回の変更は、後者に配慮したものとなる。必要であれば、設定画面から有効化できる。

オプションダイアログの[詳細設定]ページ。テキスト予測のオプションがある

 テキスト予測が既定でOFFになるのは、以下の環境。

  • 「Word」のWindows版、Web版、Android版、iOS版
  • クラシック版「Outlook」のWindows版と、「Outlook」のMac版

 なお、モバイル版「Outlook」(iOS/Android)では、すでに既定でOFFになっているものもある。それらについては、今回の展開による変更はない。

 変更は以下のバージョン以降とWeb版「Word」に順次展開される。詳しい展開時期は、Microsoft 365管理センターとリリースノートで案内される。

  • 「Word」Windows版:バージョン 2609(ビルド 20430.20000)以降
  • クラシック版「Outlook」Windows版:バージョン 2608(ビルド 20329.20000)以降
  • 「Outlook」Mac版:バージョン 16.113(26080119)以降
  • 「Word」Android版:ビルド 16.0.20326.20000以降
  • 「Word」iOS版:バージョン 2.112(ビルド 26080127)以降