NEWS(10/02/09 17:23)

モーフィング機能が追加された2Dアニメ作成ソフト「PlaneRunner」v1.0.20100207

1つの画像を滑らかに変形させて別の画像へ遷移できる

「PlaneRunner」v1.0.20100207「PlaneRunner」v1.0.20100207

 画像などのオブジェクトをもとに2Dアニメーションを作成できるソフト「PlaneRunner」の最新版v1.0.20100207が、7日に公開された。最新版の主な変更点は、1つの画像を滑らかに変形させて別の画像へ遷移できるモーフィング機能を搭載したこと。

 モーフィング機能を使うには、まず左ペインの[リソースリスト]タブで指定した変形前の画像を右クリックメニューから“モーフィングオブジェクト”として登録し、変形後の画像を“モーフィングパーツ”として登録する。“モーフィングパーツ”は複数選択することも可能。

 次に、下ペインの[オブジェクト選択]ペインで画像を選択し、中央ペインを[オブジェクトビュー]タブに切り替えると、“モーフィング設定”ダイアログが表示される。“モーフィング設定”ダイアログでは“モーフィングオブジェクト”“モーフィングパーツ”として登録した画像から、変形前と変形後の画像を選択できる。

 あとは、[オブジェクトビュー]タブで変形前の画像の特徴的な部分を[C]キーを押しながらクリックし、変形の基準となる“制御点”を指定していけばモーフィングの設定は完了。変形前の画像で指定した“制御点”を変形後の画像上で移動させると、その位置に写っている対象が移動したように変形する仕組み。

 設定の完了した画像は、[オブジェクト選択]ペインから右ペインの[ツリービュー]タブにドラッグ&ドロップすることでアニメーションへ追加でき、表示のタイミングや位置、変形のタイミングを自由に設定可能。

 本ソフトは、Windows XPに対応しており、編集部にてWindows Vistaでも動作確認した。3,800円のシェアウェアだが、30日間の試用期間後は広告つきのフリーソフトとして全機能を継続利用することも可能。現在、作者のWebサイトからダウンロードでき、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。

【著作権者】
seri 氏
【対応OS】
Windows XP(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
シェアウェア 3,800円またはフリーソフト(広告つき)
【バージョン】
1.0.20100207(10/02/07)

(長谷川 正太郎)