NEWS(12/09/06 13:00)
「Firefox 15」で“プライベートブラウジング”が動作しない不具合が発生
“Beta”“Aurora”チャンネルにも影響。近日中にv15.0.1がリリースされる見込み
8月28日に公開された「Firefox」の最新安定版v15.0に“プライベートブラウジング”モードが正常に動作しない不具合があることが、明らかになった。
“プライベートブラウジング”モードで動作中の「Firefox」は本来、Webページの表示履歴、検索履歴、ダウンロード履歴、フォームの入力履歴、Cookie、ディスクキャッシュといったプライバシーに関わるデータを一切保存しない。
しかしMozilla製品のバグ管理システム“Bugzilla”によると、v15.0以降の「Firefox」では“プライベートブラウジング”モード中にもキャッシュの増加が確認されたという。このキャッシュは、通常の閲覧モードからも表示することができる。
なお、この問題は“Beta”や“Aurora”などのリリースチャンネルにも影響するとのこと。また、前バージョンの「Firefox」v14.0.1では発生しない。
Mozillaでは現在、この問題を修正した最新版のリリースを準備している模様。近日中に次のバージョンとなるv15.0.1がリリースされるものと思われる。