NEWS(12/10/15 15:23)
注釈ツールが強化されスタンプの付加などが可能になった「Adobe Reader XI」が公開
挿入・書き換え・削除を指示する文書校正用機能も利用可能に
アドビ システムズ(株)は15日、無償のPDFリーダー“Adobe Reader”シリーズの最新メジャーバージョンアップ版となる「Adobe Reader XI」v11.0.0を公開した。最新版の主な変更点は、付箋の付加やハイライト表示ができる“注釈”ツールが強化されたこと。
具体的には、任意の位置へテキストを直接書き込んだり、スタンプを付加できるようになった。スタンプは電子印鑑として付加される仕組みで、Windowsのユーザー名が自動入力されるほか、氏名や会社名、メールアドレスといった情報を追加することが可能。
また、“注釈”ツールには校正用の機能も用意されており、指定位置へ任意のテキストを挿入したり、選択テキストを書き換え・削除するといった指示を付加できる。さらに、指定位置へファイルを添付することも可能。これにより、有償製品の「Adobe Acrobat」に搭載されている注釈ツールがすべて利用できるようになっている。
そのほか、Windows 8に対応し、Windows Vistaが対応OSから除外された。
本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Server 2008/7/8および同64bit版などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Server 2008/7/8/XP x64/Server 2003 x64/Server 2008 x64/7 x64/8 x64など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.0.0(12/10/15)