NEWS(12/10/30 16:02)
Microsoft、「Windows Phone 8」搭載端末の管理ソフトを無償公開
Windowsデスクトップ向け、Windows ストアアプリ、Mac OS X用の三種が用意される
米Microsoft Corporationは29日(現地時間)、スマートフォン向けOS「Windows Phone」の最新版「Windows Phone 8」を発表した。「Windows Phone 8」搭載端末を管理するためのソフトも公開されている。
Windowsデスクトップでは、「Windows Phone app for desktop」が利用可能。本ソフトを利用すれば、ライブラリに保存された音楽・写真・動画・TV番組・ポッドキャストといったコンテンツをPCと「Windows Phone 8」端末の間で相互に転送・同期できる。本ソフトはWindows 7およびWindows 8に対応しており、現在ベータ版として提供されている。
また、デスクトップアプリが利用できないWindows RTには「Windows Phone」が用意されている。本アプリは“Windows ストア”で提供されており、Windows 8にも対応。タッチ操作に適しているので、タブレットPCではこちらのほうが使い勝手がよいだろう。
なお、これらのアプリは「Windows Phone 7.5」端末で利用することはできない。コンテンツの管理を行うには、これまで通り「Zune Software」v4.8を利用する必要がある。
そのほか、Mac OS X向けには「Windows Phone app for Mac」が用意されている。本アプリはMac OS X 10.7以降に対応しており、“Mac App Store”から入手可能。Zune HD、Windows Phone 7、Windows Phone 8のコンテンツを管理することができる。