Piriform、タスクトレイでCPUなどの温度を表示可能になった「Speccy」v1.22を公開

「Speccy」v1.22.535

　英Piriform Ltd.は18日（現地時間）、パソコンの詳細なハードウェア情報を確認できるソフト「Speccy」の最新版v1.22.535を公開した。最新版の主な変更点は、タスクトレイアイコンでCPUやマザーボードなど各種デバイスの温度を表示できるようになったこと。

　タスクトレイアイコンでCPUの温度を表示するには、まずオプションダイアログの［拡張設定］タブで“通知トレイに格納”と“未解決の測定を表示”チェックボックスをONにする。次に、温度を表示したいデバイスをプルダウンメニューから選択して［OK］ボタンを押し、本ソフトを最小化すればよい。温度を表示できるのは、CPUやマザーボード、グラフィックボード、HDDで、デバイスによっては温度を表示するセンサーを選択することも可能。

オプションダイアログの［拡張設定］タブ

タスクトレイアイコンで各種デバイスの温度を表示可能

グラフィックボードの製造元名とモデル名を表示

　さらに、表示できる情報も追加された。たとえば、グラフィックボードの情報では製造元名とモデル名も表示可能になったほか、光学ドライブの情報では読み込み・書き込みに対応するメディアの種類を表示できるようになった。また、ネットワークデバイスのMACアドレスも表示できるようになっている。

光学ドライブの読み込み・書き込みに対応するメディアの種類を表示

ネットワークデバイスのMACアドレスを表示

　そのほか、IntelおよびAMDの最新CPUに対応した。また、CPU・メモリ使用量が低減されるなどの機能向上も施されている。

　本ソフトは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。