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Windows/Mac版「Google ドライブ」、同期フォルダーを選択する機能が改善

共有アイテムを移動・削除する際に警告を表示する機能も

「Google ドライブ」v1.29.1862.0513

 米Google Inc.は14日(日本時間)、“Google ドライブ”のWindows/Mac版クライアント「Google ドライブ」にいくつかの新機能を追加したことを明らかにした。

 1つ目は、同期対象のフォルダーを選択する機能が改善されたこと。トップレベルフォルダーのみが選択できるという制限が解除され、サブフォルダーも個別に同期をON/OFF可能となっている。それぞれのフォルダーにはサイズも表示されているため、そのフォルダーを同期対象から除外することによってどれだけローカルドライブの空き容量が増やせるか一目で把握できる。

同期フォルダーを選択するには、[設定]ダイアログの[同期オプション]タブを開き、“これらのフォルダのみ同期”を選択
共有されたファイルやフォルダーを移動・削除する際に警告を表示

 2つ目は、共有されたファイルやフォルダーを移動・削除する際に警告を表示する機能だ。「Google ドライブ」ではローカルでのアイテムの移動・削除が自動でクラウドにも反映されるが、誤って共有アイテムを移動・削除してしまうと共有メンバーがアイテムに削除できなくなる恐れがある。今回実装された警告機能は、そのようなケースを検知してユーザーに知らせる機能だ。警告ダイアログにはアイテムの操作を元に戻すためのボタンが備わっており、アイテムを移動・削除する前の状態へ簡単に戻せるようになっている。

 なお、これらの新機能は今週中に順次提供されるとのこと。編集部では、現在同社のWebサイトで公開されている「Google ドライブ」の最新版v1.19.8268.4572でこれらの機能が利用できることを確認している。

お詫びと訂正:記事初出時、同期フォルダーを選択可能になったと記述しておりましたが、以前のバージョンから可能でした。お詫びして訂正いたします。

ソフトウェア情報

「Google ドライブ」
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows/Mac(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.29.1862.0513

(樽井 秀人)