レビュー
ルーターの管理画面に入れないときに役立つユーティリティ「Router Default Password」
ルーターの管理画面へのリンクとルーター既定のログイン設定データベースを表示
2018年2月26日 06:00
「Router Default Password」は、ルーターへの接続を支援するシンプルなユーティリティ。Windows 7/8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、開発元のWebサイトからダウンロードできる。
ルーターの設定を変更したいのに、管理画面へのアクセス方法がわからなかったり、ログインパスワードを思い出せなかったことはないだろうか。本ソフトは、そうしたちょっとしたトラブルを解決してくれるツールだ。
本ソフトを起動すると、ルーターのIPアドレスを検出し、そのリンクを画面上部に表示してくれる。大抵の場合は、リンクをクリックするだけでルーターの管理画面へアクセスできるはずだ。“ipconfig”コマンドなどの扱いになれていないユーザーにとってはありがたい。
さらに、本ソフトはルーターに初期設定されているユーザー名とパスワードをデータベースとして持っており、製造者で絞り込むことが可能。もしルーターのパスワードがデフォルトのままならば、このデータベースからユーザー名とパスワードをコピーして貼り付けることで管理画面へログインできる可能性がある。
日本で普及しているルーターはあまり登録されていないようだが、Appleをはじめとする欧米製ルーターや、最近ゲーミング用途として人気のある中国製のルーターの情報は比較的充実しているようだ。足りないデータは、自分で登録して補うこともできる。
もっとも、ルーターのパスワードを初期設定のままにしておくことは望ましいことではない。本ソフトの助けを得て管理画面にログインした場合は、パスワードを変更しておくことをお勧めする。
ソフトウェア情報
- 「Router Default Password」
- 【著作権者】
- www.sordum.org
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.0(18/02/19)