レビュー
エクスプローラーや右クリックメニューをWindows 10へ戻すための最もシンプルなツール
インストール不要、タスクトレイ常駐なしで安定性への懸念もなし
2024年11月29日 06:45
「Windows 11にしたけれど、Windows 10の方が使いやすかった」という人は少なくないようで、「エクスプローラー」や右クリックメニュー(コンテキストメニュー)をWindows 10へ戻すツールはいくつか存在する。今回紹介する「SwitchExplorer」は、そのなかで最もシンプルなものといえるだろう。ちなみに、本ツールの作者は「WinSetView」のLesFerch氏だ。
「SwitchExplorer」ができることは、レジストリを書き換えて「エクスプローラー」とコンテキストメニューのスタイルをWindows 10/11で切り替えることのみ。ラジオボタンを選択して[OK]ボタンを押すと、「エクスプローラー」が再起動してスタイルが切り替わるというシンプルな仕様だ。PC入門者でも操作に迷うことはないだろう。
ただし、対応OSは「Windows 11 バージョン 22H2」以降に限られる。
また、「SwitchExplorer」でも「エクスプローラー」の詳細ビューまではWindows 10スタイルに戻すことはできない。そうした高度なカスタマイズを行うには「ExplorerPatcher」や「OldNewExplorer」などを用いる必要があるが、この手のツールは「エクスプローラー」のプロセスにも介入するため、動作が不安定になったり、OSのアップデートで機能しなくなったりすることがある。その点、インストール不要でタスクトレイにも常駐しない「SwitchExplorer」は、そうした心配をせず気軽に利用できる。
ソフトウェア情報
- 「SwitchExplorer」
- 【著作権者】
- LesFerch 氏
- 【対応OS】
- Windows 11 バージョン 22H2 build 3007およびそれ以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.3(24/11/25)