レビュー
メインメモリのモジュールに関する詳細な情報を表示できるツール「RAMMon」
メモリモジュールのEEPROMからSPD情報を読み出す
(2014/5/26 18:00)
「RAMMon」は、メインメモリのモジュールに関する詳細な情報を表示できるツール。64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8に対応しており、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。個人利用に限り無償で利用可能で、商用の場合はライセンス(15米ドル)を購入する必要がある。
メインメモリのモジュールには、“EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)”という小さなメモリチップが搭載されている。EEPROMは小容量ながら電源を切ってもデータが保持されるという性質があり、当該メモリモジュールの製造情報やメーカーが推奨する動作設定などを記述しておくために利用されている。また、こうして記述された情報の規格を“SPD(Serial Presence Detect)”と呼ぶ。
「RAMMon」は、このSPD情報をEEPROMから読み出して表示するツール。メモリモジュールの種類やメーカー、製造週、容量、ECC(誤り訂正符号)やパリティといった機能の有無などを知ることが可能。取得した情報をTXT/HTML形式でクリップボードへコピーしたり、ファイルへ書き出したりすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「RAMMon」
- 【著作権者】
- PassMark Software Pty Ltd
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用のみ、商用ライセンスは15米ドル)
- 【バージョン】
- 1.0 (Build 1013)(14/05/14)