REVIEW(10/05/17)
検索結果をタブ表示しながらテキストを次々とGREP検索していける「タブもじ検」
操作はシンプルで、マルチスレッド化により動作も軽快
「タブもじ検」は、検索結果をタブで表示できるGREP検索ソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。“SourceForge.JP”のプロジェクトページからダウンロードできる。
本ソフトは、指定したフォルダ内のファイルを全文検索できるソフト。サブフォルダ内のファイルを検索対象に含められるほか、ワイルドカードで対象ファイルを絞り込むことが可能。そのほか、搭載する機能は正規表現を利用した検索、文字コードの自動判別といった基本的なものに限られているが、その分画面デザインがシンプルなので初心者でも馴染みやすい。検索処理がマルチスレッド化されており動作が軽く、いつでも[Esc]キーで中断できる上、ほかの作業を妨げないのもうれしい。
また、検索結果をタブで複数表示できるのも本ソフトの特長。メイン画面は大きく分けて上下2ペインに分かれており、上ペインで条件を入力して検索すると、検索結果が下ペインへタブ切り替え式で表示される仕組み。下ペインはさらに左右に分割されており、左ペインでは検索キーワードを含むファイルのリストが一覧表示され、右ペインでは左ペインで選択したファイルのプレビューが表示される。
ファイルのプレビューでは、検索キーワード部分をハイライト表示できるほか、右クリックメニューから選択テキストを利用して、新たに全文検索を行うことも可能。検索結果が毎回タブで保存されるので、既存の検索結果をもとに次々と新しい検索を行える。これは単一画面タイプの全文検索ソフトにはない利点だ。
- 【著作権者】
- neparze 氏
- 【対応OS】
- Windows
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【バージョン】
- 1.0(10/05/09)