いまさら聞けないExcelの使い方講座

【Excel】エクセルで土日の日付を色分けする方法

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2021年12月15日 06:55

土日を色分けしたスケジュール表を作成したい！

Excelで土日の日付を色分けしたスケジュール表を作ろう

窓の杜から
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　12月も半ばを過ぎると、年末の雰囲気が増してきますよね。新年の予定について考え始める人も多いのではないでしょうか。仕事にかかわるミーティングやイベント、プライベートの予定などをきちんと管理するために、Excelを使ってスケジュール表を作ってみませんか。

　前回の記事では、Excelで日付の後ろに曜日を付けて表示する方法を解説しました。今回は、一歩進んで「土曜は青、日曜は赤」のスケジュール表を作成する方法を解説します。

「土曜は青、日曜は赤」のスケジュール表を作成する

　次の「2022年1月スケジュール表」を使って、「土曜は青、日曜は赤」になるようなスケジュール表を作成しましょう。今回は、条件付き書式とTEXT関数を使って、曜日に応じて日付の文字色が青色や赤色に設定されるようにします。

　なお、A列の「日付」欄には日付データを入力しておきます（①）。ここでは前回の記事で解説したように、「2022/1/1」と入力した値に、ユーザー定義の表示形式を設定して「2022/1/1 (土)」と表示させていますが、「2022/1/1」のままでもかまいません。

A列の「日付」欄には日付データを入力しておきます（①）

　まず、日曜の日付の文字色を赤色に設定してみましょう。日付が入力されたセル範囲「A3:A33」（②）を選択します（画面の都合上、すべてのセル範囲は表示されていませんが、セル「A33」まで日付が入力されています）。［ホーム］タブ（③）→［条件付き書式］（④）→［新しいルール］（⑤）をクリックします。

日付が入力されたセル範囲「A3:A33」（②）を選択。［ホーム］タブ（③）→［条件付き書式］（④）→［新しいルール］（⑤）をクリックします

　［新しい書式ルール］ダイアログボックスが表示されるので、［ルールの種類を選択してください］欄から［数式を使用して、書式設定するセルを決定］（⑥）を選択します。その下の［次の数式を満たす場合に値を書式設定］欄に、TEXT関数を使って、「=TEXT(A3,"aaa")="日"」（⑦）と入力します。

　TEXT関数は、引数の数値を文字列に変換して、指定した表示形式で表示する関数です。「=TEXT(A3,"aaa")」と入力すると、セルA3に入力された日付に対応する曜日を、「日」や「月」のような曜日の省略形で表示できます。「=TEXT(A3,"aaa")="日"」と入力すると、「セルA3に入力された日付の曜日が日曜である」という条件式になります。

［ルールの種類を選択してください］欄から［数式を使用して、書式設定するセルを決定］（⑥）を選択。その下の［次の数式を満たす場合に値を書式設定］欄に、TEXT関数を使って、「=TEXT(A3,"aaa")="日"」（⑦）と入力します

　条件式を入力できたら、続けて［書式］（⑧）をクリックし、この条件式を満たすときに適用する書式を設定します。今回は、文字の色を赤色に設定します。

　［セルの書式設定］ダイアログボックスが表示されます。［フォント］タブ（⑨）の［色］欄から、文字の色として設定したい色（⑩）を選択します。

続けて［書式］（⑧）をクリックし、［フォント］タブ（⑨）の［色］欄から、文字の色として設定したい色（⑩）を選択します

　書式の設定が終わったら、［OK］（⑪）をクリックします。

　再度、［新しい書式ルール］ダイアログボックスが表示されるので、設定した書式が［プレビュー］に表示されたことを確認（⑫）して、［OK］（⑬）をクリックします。

設定した書式が［プレビュー］に表示されたことを確認（⑫）して、［OK］（⑬）をクリック

　シートに戻ると、日曜の日付の文字色が赤色に設定されましたね（⑭）。

シートに戻ると、日曜の日付の文字色が赤色に設定されましたね（⑭）

　同様にして、土曜の日付の文字色を青色に設定してみましょう。この場合、［新しい書式ルール］ダイアログボックスの［次の数式を満たす場合に値を書式設定］欄には、「=TEXT(A3,"aaa")="土"」（⑮）と入力します。

［新しい書式ルール］ダイアログボックスの［次の数式を満たす場合に値を書式設定］欄には、「=TEXT(A3,"aaa")="土"」（⑮）と入力

　これで、土曜の日付のセルは青色、日曜の日付のセルは赤色になるように設定できました（⑯）。