いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】空白セルに同じ値をまとめて入力したい! 入力効率を上げる選択&入力ワザ
2022年8月3日 06:55
空白セルの選択と一括入力は時短効果大
表中のセルに同じデータをまとめて入力したいことがありますよね。とくに空白のセルに同じデータを入れたいことは多いかと思います。しかし、セルを選択して入力、次のセルに移動して入力と操作していては手間がかかりすぎます。
表を作る前に「同じデータを入力する」と決まっているなら、あらかじめ複数のセルを範囲選択した状態で文字を入力して、確定時に[Ctrl]+[Enter]キーを押して一括入力できます。
[Ctrl]+[Enter]キーを使った一括入力は、意外と知らない人の多い基本操作です。選択するセルは連続ではなく、飛び飛びの状態でも構いません。これでデータの一括入力の課題は解決ですね。では、空白セルをどのように選択するのかを確認していきましょう。
方法1:[Ctrl]を押したままクリックする
[Ctrl]キーを押したまま、セルを連続してクリックしていきます。ドラッグの操作を組み合わせて、飛び飛び+連続するセルを選択することも可能です。選択するセルが数件の場合に有効な方法です。
方法2:「ジャンプ」の機能を利用する
空白セルの数が多い場合、[Ctrl]+クリックでも苦労しますよね。「ジャンプ」の機能を使いましょう。オプションから「空白セル」だけをまとめて選択できます。空白セルを含むセル範囲を選択した状態で操作します。
なお、[ジャンプ]ダイアログボックスは、[ホーム]タブから[検索と選択]-[ジャンプ]で表示できますが、ショートカットキーの[Ctrl]+[G]キーも覚えておくと便利です。
空白セルの数で方法を使い分けよう
空白セルが数個であれば[Ctrl]+クリック、数が多いなら「ジャンプ」の機能を使いましょう。[Ctrl]+[Enter]キーを押してデータを一括入力するのは同じです。なお、一括入力した文字列を書き換えたい場合は[検索と置換]ダイアログボックスから置換してください。基本的な操作ですが、データ入力の効率はかなり向上します。ぜひ活用してください。