いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】同じ値を複数セルへ一気に入力するワザ! 単純作業を一瞬で終わらせて効率化
2023年1月25日 06:55
同じデータを何度も入力したくない! コピペでデザインが崩れるのも嫌
作成済みの表に同じデータを繰り返し入力することがありますよね。コピー&ペーストは心強い味方ですが、[Ctrl]+[V]キーを何度も押すのも疲れます。また、セルに罫線や背景色などが設定されている場合、書式もいっしょにコピーされてしまうこともあります。
書式は後でまとめて再設定する、もしくは書式なしでコピーしても構いませんが、結局手間はかかりますよね。今回は、複数のセルに同じデータをまとめて入力するテクニックを3つ紹介します。連続したセル範囲だけでなく、離れた位置にあるセルでも一気に入力可能です。
①同一データを複数セルに入力する[Ctrl]+[Enter]
セルにデータを入力して確定する際、[Enter]キーを押しますよね。複数のセルに同一のデータを入力する時は[Ctrl]+[Enter]キーを押してみてください。データを入力したい複数のセルは[Ctrl]キーを押しながらクリックです。
②入力済みのデータをほかのセルに反映させる
今度は最初のセルに入力したデータをほかのセルにも反映させてみましょう。[Ctrl]+[Enter]キーを使うもうひとつのテクニックとして覚えておくと便利です。以下は、セルB3にのみデータが入力されており、同じデータを入力したいセルを[Ctrl]キーを押しながら選択した状態です。
③横方向へ連続入力する
横方向にデータを連続入力する場合は、入力確定後に[→]キーを押してセルを移動、入力する流れで操作するでしょう。[→]キーの押し間違いや日本語入力を確定するための[Enter]キーを2回押してしまい、下のセルを選択してしまうことがありますよね。
あらかじめセル範囲を選択しておくだけで入力効率が上がります。複数のセルを選択した状態で[Enter]キーを押すと、選択したセルを順にフォーカスが移動します。先ほどの例で、最後のセルから最初のセルに移動した動作です。
基本的なテクニックで効率アップ
同一のデータを複数のセル入力する[Ctrl]+[Enter]キーだけで入力効率がアップするはずです。また、横方向に次々とデータを入力するために、設定を変更する必要はありません。複数セルの選択+[Enter]キーを使ったフォーカス移動も応用範囲の広いテクニックです。ぜひ活用してください。