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IF関数で複数条件の指定が面倒! 直感的に複数条件の分岐を使えるSWITCH関数を試してみよう
2020年1月7日 06:55
「AならB」の条件を判定したい場合は? IF関数を使って「=IF(条件,真の値,偽の値)」で表せます。では「AならB、CならD」は? さらに条件を増やして「AならB、CならD、EならF」となると……。とっさに思いつきませんよね。「=IF(条件1,値1,IF(条件2,値2,IF(条件3,値3,偽の値)))」となりますが、とても複雑です。
代わりにSWITCH関数を使うと直感的に引数を指定できますよ。ここでは、サイズ別で料金を判断する表を例に、SWITCH関数の使い方を紹介します
“ケース”と“値”を対で指定する
SWITCH関数の構文は『=SWITCH(式, ケース1, 値1, ケース2, 値2, …, [規定値])』となります。判定対象を[式]で指定し、[式]と[ケース]が一致する場合の[値]が結果として表示されます。[ケース]と[値]を対で指定するのがポイントです。[規定値]は省略しても構いませんが、[式]と[ケース]が不一致の場合、#N/Aエラーとなります。
ここでは、A2に入力された値を判定します。A5と一致した場合はB5、A6と一致した場合はB6、A7と一致した場合はB7の結果を表示します。
入力する関数式は「=SWITCH(A2,A5,B5,A6,B6,A7,B7)」です。A2が[式]になります。「A5,B5」「A6,B6」「A7,B7」と対になることを理解してください。