無料でExcel並み!Google スプレッドシートの使い方
スプシは印刷が苦手? 実は改ページ位置や印刷対象コンテンツの指定もできる
2020年2月25日 15:11
作成したスプレッドシートをうまく印刷できない! という悩みをよく聞きます。任意の位置でページを切り替えられなかったり、中途半端に行や列がはみ出してしまったりするケースだと思います。でも安心してください。Excelと同様、スプレッドシートにも改ページプレビューはあります。
上の図は、特定のセル範囲を選択して、印刷プレビューを表示した状態です。[印刷]の項目に[選択中のセル]と表示されていますね。
試しに印刷範囲をシート全体、用紙の向きに変更してみます。多くの場合、用紙サイズとページの向きの指定のみで最適化されます。
改ページ設定は癖がある
改ページ位置の指定は[カスタムの改ページ設定]から改ページプレビューを呼び出して設定できるのですが、Excelとは少し勝手が異なります。「任意の行より下や、列の右側を印刷しない」といった“印刷範囲外”の指定は、印刷設定のページで指定します。ここでは[住所]列を別ページに設定して印刷してみます。
改ページを確定後、印刷プレビューに戻ると表示が崩れることがありますが、設定に問題はありません。気にせずに[次へ]ボタンをクリックしてください。
印刷形式で設定できること
グリッド線の表示・非表示や、入力済みのメモの有無などを指定することも可能です。[印刷形式]の項目をクリックすると。メニューが展開されます。
- グリッド線を表示:スプレッドシートのグリッド線を印刷するかどうか
- メモを表示:入力済みのメモを印刷するかどうか
- 配置(水平):刷内容を用紙に対して、水平方向の配置を指定する
- 配置(垂直):印刷内容を用紙に対して、垂直方向の配置を指定する
以下は、グリッド線なし、メモを印刷、用紙に対して水平・垂直ともに[中央]に設定した例です。