知っ得!旬のネットサービス
人工知能を用いて白黒画像をワンクリックでカラー化「colorization」
早稲田大学石川研究室の手法をWebブラウザー上で利用可能。色味調整もサポート
2016年7月14日 06:30
本連載では、最近新しくリリースされたか、またはネットで話題になった“旬の”ネットサービスを週替わりで紹介する。
「colorization」は、人工知能を用いて白黒画像に着色を行うサービス。早稲田大学理工学術院の石川博教授、飯塚里志研究院助教らの研究グループが発表した“ディープネットワークを用いた大域特徴と局所特徴の学習による色付け”の手法をWebブラウザー上で利用できるようにしたもので、任意の白黒画像をアップロードすることにより、ワンクリックで着色が行える。
同時にアップロードできるのは1枚までで、サイズは上限8MB、また長辺が800ピクセルになるよう縮小される。サイト上では“元画像”“グレースケール画像”“カラー化結果”が縦に並ぶ形で表示され、ブラウザー上で相互に比較できる。色味を8種類から選べる“フレーバー”機能を備えており、変換後の色味が気に入らなければ手動でほかの色味を試すこともできる。
ダウンロードボタンなどは特に用意されていないが、それぞれを右クリックしてローカルに保存できる。このほか、シェアするための共有リンクが発行されるほか、ツイートボタンも用意されている。
ソフトウェア情報
- 「colorization」
- 【提供元】
- @mecab 氏
- 【利用料】
- 無料