高橋忍のにゃんともWindows

私のメルカリ出品術! 高額商品はパソコンでしっかり戦略を練って販売しましょう

 カメラが趣味だったりするので、ついついレンズを買ってしまいます(そんなしょっちゅうじゃないですよ、最近は落ち着きました)。

 当然、古くて使わなくなったレンズが増えてきます。そんな時中古買取りでも良いのですが、結構安くなってしまうので、中古屋さんの買取価格を参考にしてメルカリで販売することが多いです。ユーザーが多く色んな商品を売りやすいので、最近はメルカリを多用しています。

 最近は3Dプリンターで作ったものも出品したりしています。一部の商品が知り合いに買ってもらっているだけですけどね。

スマフォとPCの使い分け

 メルカリはスマフォとPC(Webブラウザー)のどちらからでも出品することができます。一部の機能はスマフォでしか使えないので基本的にはスマフォでの利用を想定しているのだと思いますが、私自身はお気軽モードか、本気モードかによってスマフォとPCを使い分けています。

低額の商品はスマフォで気軽に

 お手軽モードはスマフォで出品します。おもに低額商品や書籍などで使っています。スマフォから出品する場合、写真数枚撮って簡単に説明をつけてすぐに出品できるので大変お手軽です。

 特に書籍についてはバーコードから書籍情報を自動的に取得して説明欄に貼ってくれる機能が大変便利です。これこそAIの有効活用ですね。

高額の商品はPCでじっくり戦略を練る

 本気モードはPCで出品します。万を超える高額商品や、品質によって売れ行きが大きく左右するものはPC上でじっくりと写真を選んで、同じような商品を比較して価格調整をして、出品のための文章もしっかり計画します。

 なれてくるとメルカリでの定形の説明文などができています。この辺をコピペして説明文として作るのもPCのほうが圧倒的に作業効率はいいですね。

「フォト」で写真を整える

 やはり、出品については写真のクオリティは重要です。ただ、スマフォで撮ろうが、デジカメで撮ろうが、意外と部屋での物撮りというのは難しく、暗くなってしまったり影が落ちたりします。ですので、本気で出品するときの写真は必ず「フォト」アプリで修正してから上げます。

 修正のポイントはいくつかありますが、この辺が定番です。

  • 明瞭度を上げてメリハリのある写真にする
  • 暗い写真は明るくするか、[ライト]-[影]を上げる
  • 電球色っぽい場合は、[色]-[暖かさ]で白っぽくなるように調整
  • 小さなホリコやゴミはスポット修正で消す(傷以外)

 例えば、色を修正するだけでも印象は変わります。白いものは背景や部屋の照明の色で本来の色が出ないケースが多いです。そしてこういったものは正しく白くしないと評価が下がることが多いです。

 スポット修正は非常に優秀。こういったゴミ取りだけでも品質の良さを印象づけることができます。デジタルの写真は肉眼で見る以上にこういったホコリが映り込みます。そのため、実際のものよりも妙にホコリが多く汚く見えてしまいます。

 これだけやっておくだけでもだいぶイメージが変わります。

封筒はAmazonのものを再利用

 送るときはもちろん緩衝材を入れておいたほうが良いですが、用意しないといけないですし、厚みも考えないといけません。こういうときに便利なのが、Amazonで商品を送ってくる封筒です。小物はよく封筒で送られてきますが、この封筒を取っておきます。Amazonのラベルはきれいに剥がれますからね。

 そして、再利用を考えるのであれば、Amazonの封筒を開ける時は開封用のテープを使わずに、このように短辺をカットします。

 この封筒を使う時は、カットした方から商品を入れて、シーラーで圧着します。シーラーがない時はテープで留めてしまえばOKです。

送り状で印象を良くする

 落札されればあとは送付するだけです。通常は特に問題はないですが、やはり人間同士のやり取りですので、ごくまれにトラブルになったりすることもあります。これを避けるには、商品の情報が間違っていないかなどをしっかり確認するのがフリーマーケットの基本です。ただ、やはり相手も人ですから、印象を良くしておくに越したことはありません。

 なので私はできる限り送り状を同封します。送り状と言ってもAmazonやヨドバシ.comで買ったときに入っているレベルではありません。一筆“お買い上げいただきありがとうございました”とだけ書いて入れておくだけでも十分です。私は家にあった一筆箋を使っていましたが、ちょっと大きめの付箋紙でも十分です。

 例えば、「PowerPoint」を使って、便箋の画像を配置して、そこにメッセージを入力して、A4で3枚ほど印刷できるような原稿を作っておくと簡単です。

 1枚しか使わないのに、3枚分印刷するのがもったいないと思ったら、例えば大きな付箋紙にプリンターで印刷することもできます。付箋紙に印刷?と思われるかもしれませんが、意外と付箋紙はプリンターと相性がいいんです。

  1. 「PowerPoint」に付箋紙のサイズの枠を書いて、内容も書いて印刷する
  2. 印刷された枠に合わせて付箋紙を貼る
  3. 付箋紙を貼った用紙に、今度は枠無しで印刷する

 この付箋紙を商品に貼っておくだけでも、結構印象が変わると思います。意外に使いみちの少ない大きな付箋紙ですが、プリンターとは相性がいいのでおすすめです。ただ粘着が弱くなっている付箋紙は使ってはいけません。印刷中に剥がれて紙詰まりを起こす恐れがあります。

にゃんとも:遊んでくれないにゃん

 メルカリに出そうかと思って、商品の写真とか撮るんですが、そんなことをやっているといつも猫たちがわらわら寄ってきます。写真は取れないし、猫毛はつくし……。もう少しちゃんと遊んであげないといけませんね。

 日々新しい技術やデバイスが登場する現在。どんどん断舎離して新しいものにチャレンジしていきましょう。