残業を減らす!Officeテクニック
「Microsoft Designer」でインスタ映えするソーシャルグラフィックを作ってみた
2024年8月26日 06:55
Microsoftの提供する生成AI「Microsoft Designer」を以前の記事で紹介しました。ただ、キーワードから画像を生成するサービスはほかにもあり、目新しさはありません。もちろん、MicrosoftのCopilotでも可能です。
「Microsoft Designer」は、生成した画像のほか、手元にある画像をアップロードしてデザインできるのが特徴です。豊富に用意されたデザインのテンプレートに画像をはめ込んで、テキストを入力するだけ。ものの数分で作業が完了します。
SNSなどに投稿する告知用のイメージ画像やWebページへ誘導するバナー画像などのバリエーションが欲しい場合などには使い勝手がいいでしょう。今回は「Microsoft Designer」を利用して、SNS投稿用の画像を作ってみたいと思います。
画像を生成するためのプロンプトを調整する
「Microsoft Designer」のWebページを開いて、自分のMicrosoftアカウントでログインしておきます。画像生成の手順は以前の記事で紹介した通りです。[画像]の一覧から自分のイメージに近い画像を選択して、その画像に使われているプロンプトを編集する方法がおすすめです。
なお、デザインの画面から“生成”することもできますが、入力欄が狭いことと、生成される画像の縦横比がおかしいことが多いため、ここでは[画像]のページから生成しています。
プロンプトについてCopilotに質問する
生成例が少ないことが「Microsoft Designer」の弱点といえます。[画像]の一覧に気に入った雰囲気の画像がない場合は、自分でプロンプトを記述する必要があるのですが、なかなか思い通りに書けない。Copilotにプロンプトの例を考えてもらうのもひとつの方法です。
そのままCopilotに画像を生成してもらってもいいでしょう。Copilotも、「Microsoft Designer」も内部ではChatGPTを提供するOpenAIの「DALL·E 3」が使われています。
デザインを作成する
素材の画像を生成できたので、デザインを仕上げてしまいましょう。目的のデザインを選択してから、任意のキーワードでテンプレートを探す流れです。画像を差し替えて、テキストを編集、パーツの色を調整すれば完成です。
デザインは自動的に保存されますが、任意の名前に変更しておくといいでしょう。ダウンロードしたい場合は画面右上の[ダウンロード]をクリックしてください。
異なる素材を用意してテンプレートを替えれば、異なるデザインをすばやく作成することも可能です。無料で手軽に使えるツールではないでしょうか。