週刊VRウォッチ

バンナムがVRやアーケード機など専門の子会社を設立「リアルエンタメ」展開加速へ

 日本のアーケード型VR(ロケーションベースVR)に大きな影響を与えそうなニュースです。東京の新宿歌舞伎町や全国にVR体験施設「VR ZONE」を展開するバンダイナムコアミューズメントは、VRやアーケードゲーム機などを専門に研究開発を行う子会社として、「バンダイナムコアミューズメントラボ」を立ち上げました。これにより、VR体験施設などの研究開発体制を強化し、より「リアルエンタメ」に注力するようです。

 同社はこれまでにも多数のVR体験施設やVRコンテンツの開発・運営に携わっており、2018年秋に大阪でオープンする大規模施設「VR ZONE OSAKA」なども含め、その展開を加速する模様です。

 他方AR分野では、2018年度最新版の業界マップが公開されました。世界各地の大企業がAR分野に進出している様子がうかがえます。今後もAR/VR両分野で多数の企業が本格的な注力を行うものと見られます。

  • バンダイナムコ、VR開発やアーケードゲーム機など専門の子会社設立 リアルエンタメ強化へ
  • 注目の新型ARヘッドセット「North Star」の作り方
  • AR業界マップ2018年最新版が公開、大企業による取組進む
  • Mogura VRとDBJキャピタル、ビジネス向けのVR/AR/MR展示会を東京で開催 出展企業募集中

Think ITの『週刊VRウォッチ』2018年7月23日版で続きを読む