いまさら聞けない?Windows 10のTips

第39回

移動速度やマウスカーソルを好みにカスタマイズ! マウスの詳細設定を変更する

[マウスのプロパティ]でカスタマイズ可能

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

[マウスのプロパティ]でカスタマイズ

 以前は、Windowsの定番カスタマイズのひとつだったマウスの詳細設定も、Windows 10では「設定」アプリからは姿を消し、コントロールパネル上での設定のみとなってしまった。

 とは言え、マウスを動かしたときの移動速度やホイールを回転させたときのスクロール量、ダブルクリックの速度、マウスカーソルの形状などは、やはり自分好みに設定しておいた方がパソコンは格段に使いやすくなるのでオススメだ。

 コントロールパネルの[ハードウェアとサウンド]から[デバイスとプリンター]の項目にある[マウス]をクリックするか、「設定」アプリのマウス設定画面で[その他のマウスオプション]をクリックすると、詳細設定が可能。

 [ボタン]タブでボタンの左右入れ替えやダブルクリックの速度、[ポインター]タブでマウスカーソルのデザイン、[ポインターオプション]タブでマウスの移動速度や自動移動、表示のカスタマイズ、[ホイール]でスクロールの量を設定可能だ。

「設定」の[デバイス]にある[マウスとタッチパッド]で[その他のマウスオプション]をクリック

 なお、利用するマウスによっては、別途、設定ユーティリティがインストールされる場合があり、こちらを利用することでさらに詳細な設定も可能。複数あるボタンにいろいろな機能を割り当てることなどもできる。

 特定のボタンでタスクビューを起動したり、特定のボタンを押しながら左右に動かすことで仮想デスクトップを移動することなどもできるので、Windows 10の新機能とうまく組み合わせると操作性が大幅に改善するはずだ。

Logicoolのマウスユーティリティ。親指のボタンでタスクビューを表示したり、押したまま左右に動かすことで仮想デスクトップの移動ができる