いまさら聞けないWindows 10のTips

第106回

「どのファイルだっけ?」が少なくなるプレビュー&詳細ウィンドウ

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

エクスプローラーでプレビューウィンドウや詳細ウィンドウを利用するには

 同じような名前のファイルがたくさんある場合、目的のファイルを探すだけで時間を無駄に消費してしまうことがあります。

 検索するというのも1つの手ですが、微妙にバージョンが違ったり、自分以外が修正した複数のファイルの中から、必要なファイルを探そうとなると、いちいちファイルを開いて確認する、という操作を繰り返さなければなりません。

 そんなときに、覚えておきたいのが、エクスプローラーの「プレビューウィンドウ」と「詳細ウィンドウ」の機能です。

 どちらも、エクスプローラーの画面右側に追加されるウィンドウのことで、プレビューウィンドウは選択したファイルの中身を、詳細ウィンドウはファイルのサイズや更新日時、作成者などの情報を表示することができます。

 ファイルをクリックするだけで、中身や詳細を表示できるので、わざわざアプリを起動する手間を省いて、効率的にファイルを探せます。

リボンの[表示]タブで[プレビューウィンドウ]をクリックすると、選択したファイルの中身が右側のウィンドウに表示される
同様に[詳細ウィンドウ]を選択すると、ファイルサイズや更新日時、作成者などのファイルの情報を表示できる