いまさら聞けないWindows 10のTips

第153回

内蔵スピーカー?ヘッドホン?どっちから音を出すかを簡単に選びたい

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。

通知領域のスピーカーアイコンから再生するデバイスを切り替え

 Windowsのサウンド機能は、カシコイので、普段はどこから音が再生されるかをあまり意識せずに済みます。

 たとえば、普段は内蔵スピーカーから音を再生している場合でも、Bluetoothヘッドホンをつなげば、再生先が自動的にヘッドホンに切り替わります。

 しかし、逆の場合はどうでしょうか? たとえば、ヘッドホンで音を再生している時に、スピーカーからの再生に切り替えたいとしましょう。

 こんな時、大抵の人は、ヘッドホンを切断するかもしれませんが、ヘッドホンをつないだまま一時的にスピーカーへ再生先を切り替えることもできます。

 通知領域のスピーカーアイコンをクリックして、右上の矢印アイコンを選択すると、PCに接続されている再生可能なデバイスが一覧表示されます。ここから再生したい機器を選べば、その機器に再生先を切り替えられるので便利です。

 なお、同じことは[再生デバイス]設定でも可能です。既定のデバイスを切り替えることで、再生先を変更できます。

通知領域のスピーカーアイコンをクリック後、右上の矢印をクリックして表示を展開。再生デバイスの一覧から再生したい機器を選ぶ
通知領域のスピーカーアイコンを右クリックして[再生デバイス]を選択。一覧から再生したい機器を選び、[既定値に設定]をクリックすると、その機器で再生できる