いまさら聞けないWindows 10のTips
第184回ブラウザーで見た痕跡を残したくない! そんな時は“InPrivate”で
2017年11月13日 06:10
度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。
「Microsoft Edge」でネットを見た痕跡を残さない方法
“ちょっとパソコン貸して”。
家族や友だち、知り合いなどから、急にそんなこと言われると、ちょっと躊躇しますよね。
ブラウザーの閲覧履歴や検索ワードは、自分自身を映し出す鏡のようなものです。相手が大人なら見て見ぬ振りをしてくれるかもしれませんが、閲覧履歴や検索ワードに尋常ならざる文字列が表示されると、その後の会話でどことなく距離を感じてしまいます。
なので、パーソナルな問題やデリケートな悩み、正直な欲望は、真正面からブラウザーで調べるのは得策ではありません。
Edgeには、“InPrivate ブラウズ”というプライバシーを保護するための閲覧モードが用意されています。このモードでEdgeのウィンドウを開くと、そこで表示した閲覧データ(履歴、インターネット一時ファイル、Cookieなど)がパソコンに保存されるのを避けることができます。
もちろん、自分がほかの人のパソコンを借りる時も、この“InPrivate ブラウズ”は役立ちます。メールをチェックしたり、SNSを確認するといった際でも、履歴などの情報を他人のパソコン残すことはありません。普段からマメに使うクセを付けておきましょう。