いまさら聞けないWindows 10のTips

第247回

「OneDrive」ならごみ箱を空にしても大丈夫! 削除されたファイルをWebから復活させる

ローカルで完全削除したファイルを「OneDrive」上から復活させる方法

 大切なファイルをうっかり削除。さらに、気づかずにごみ箱まで空にしてしまった……。

 普通は諦めた方が早いトラブルですが、「OneDrive」の同期対象となっているファイルなら、まだ救える可能性があります。

 パソコン上でファイルを削除すると、もちろん「OneDrive」でも同じファイルが削除されますが、パソコンのごみ箱を空にしても、「OneDrive」上のごみ箱は一緒に空になることはありません。

 このため、Webブラウザーで「OneDrive」にアクセスしてごみ箱を開けば、パソコンから完全削除されたファイルも復元することができます。無くしたら困る大切なファイルは「OneDrive」に保存することも検討しましょう。

 ただし、「OneDrive」のごみ箱は、通常、30日後に自動削除されます(法人契約のOffice 365は93日後)。このため、この技が使えるのも30日間となります。

ファイルを削除し、しかもごみ箱まで空にしてしまうと通常はファイルが完全に削除される
「OneDrive」同期対象のファイルなら、ブラウザーで「OneDrive」にアクセスし、[ごみ箱]を選択。ファイルを選択して、[復元]をクリックするとファイルを復元できる