やじうまの杜

今年のサンタはプログラミング教育に熱心? Googleのクリスマスカウントダウンが今年も

“Google サンタを追いかけよう”でビジュアルプログラミングを体験

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“Google サンタを追いかけよう”

 今年も“Google Santa Tracker(Google サンタを追いかけよう)”のクリスマスカウントダウンが始まりました。ホリデーシーズンを祝うみんなへ、楽しく、ためになるインタラクティブコンテンツを提供して12年になるこのサイトですが、どうやら今年はプログラミング教育にも力が注がれているようです。

 たとえばサンタ村の上の方にある“Code Boogie”は、ブロックを組み合わせてダンスを踊るミニゲームになっています。“左を指す”、“右を指す”、“ジャンプ”といったコマンドとループ命令がブロックとして表現されていて、これをドラッグ&ドロップで組み合わせながらキャラクターに振り付けを指示する仕組みで、「Scratch」や「Blockly」といったビジュアルプログラミング言語に挑戦したことがあるならなじみ深いのではないでしょうか。

 このゲームには先生の振り付けをまねする“ダンス教室”と、自由に振り付けを作成して友達と共有できる“フリースタイル”という2つのモードが用意されています。初めての人ややり方を忘れてしまった人は“ダンス教室”で基本的な遊び方を覚えていくのがお勧め。慣れている人はいきなり“フリースタイル”へ進んでもよいでしょう。あまり複雑なことはできませんが、好きなアーティストの振り付けを真似てみても面白いかも。

先生の振り付けをまねする“ダンス教室”と、自由に振り付けを作成して友達と共有できる“フリースタイル”という2つのモード
ブロックをドラッグ&ドロップで組み合わせながらキャラクターに振り付けを指示する仕組み

 また、5日に公開されたコンテンツ“Code Lab”では、サンタの助手の妖精に命令を与えてプレゼントを回収するゲームが楽しめます。これも先ほどのダンスゲームと一緒で、ブロックを組み合わせてサンタの行動を“プログラム”する仕組み。楽しく遊んで自然とプログラミングのエッセンスを学ぶことができます。

“Code Lab”
レベル3からが本番。サンタに命令を与えてプレゼントを回収しよう
“Google サンタを追いかけよう”

 そのほかにも、図形を描画する命令を繰り返して雪の結晶を描く“Code a Snowflake”(4日目のコンテンツ)といった学習コンテンツも収録。“Google サンタを追いかけよう”には、今後も日替わりでコンテンツが追加されていく予定ですので、ぜひ親子で楽しんでほしいですね。クリスマスにはお馴染みの“サンタ追跡”も行われる予定なので、こちらにも注目です!