やじうまの杜
南極で仕事をする人は要注意!? 「電卓」アプリが使えないかも
“国または地域”の設定に注意
2017年10月30日 16:43
“南極”では「電卓」アプリでは起動しないらしい――そんな気になる噂を耳にしました。
Windows Storeアプリの電卓が何をやっても起動できなくて、途方にくれていたら言語設定の国がなぜか『南極』になっていたところを『日本』に直したらあっさりと起動した…こんなの意味がわからないよ…とりあえずStoreアプリが起動しない時は言語設定も重要ということを覚えた。pic.twitter.com/OGirDR7JHv
— alwei (@aizen76)2017年10月29日
早速、編集部の環境(Surface Laptop/Windows 10 Fall Creators Update)でも追試。「設定」アプリを起動して[言語と時刻]-[地域と言語]セクションに移動し、“国または地域”の設定を“日本”から“南極”へ変更(この時初めて知ったのですが、“日本”と“南極”はプルダウンメニューで隣同士なんですね。誤操作で設定が変わってしまうことは考えられるかも)。そして「電卓」アプリを起動してみます。
すると、確かにスプラッシュウィンドウはでるものの、そのままクラッシュして正常に起動しませんでした。ちなみに、他のアプリの起動には問題はないようでした(すべてを試したわけではないので、ないとは言い切れませんが)。
ストアアプリが起動しない場合は、[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログへアクセスしリセットコマンド“wsreset”を実行するというのがトラブルシューティングの鉄板かと思いますが、それ以外にも“国または地域”の設定を見直す必要があるかもしれませんね。
ちなみに、この“国または地域”の設定は、外国で長期滞在する時以外は変更しない方がいいとのこと。どうしても海外のアプリを使いたい時の裏技として使えることもあるようですが、基本的には触らないことをお勧めします。
新しい国または地域に移動して長期滞在する場合にのみ地域を変更することをお勧めします。Xbox Live ゴールド、Groove Music Pass、アプリ、ゲーム、音楽、Microsoft アカウントの残高など、別の地域では機能しないものや無効になるものがあるため、これは重要です。
マイクロソフトのサポートページ“Windows ストアでの地域の変更”より引用
とくに、南極で「電卓」アプリを使う場合は“日本”のままにしておく方がよさそうですね。