やじうまの杜
東京都の新型コロナウイルス対策サイト、他府県でも転用の動き ~有志が北海道版を開発
さっそくオリジナルがフォークされる
2020年3月10日 10:00
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
オープンソースで開発されている東京都の新型コロナウイルス対策サイトが有志によりさっそくフォーク(別のプロジェクトにコピーすること)され、北海道バージョンが制作されました。
オリジナルの東京都版は“MIT License”なので、複製・改変による再利用は自由。他府県で転用するのもまったく問題ありません。北海道は日本でもっとも多く新型コロナウイルスの感染が報告されている都道府県なので、危機感があったのでしょうか。東京都の動きにすばやく反応し、いち早くそれを活用しています。
先ほどの知事会見で知事からも正式に話がでましたが、ほかの自治体のみなさまが同様の都道府県版や市区町村版のサイトを作りたいときに、このプログラムは再利用可能です。ご活用ください。なお記事ではスマホになってますが、スマホ/PCもレスポンシブルでやってます。https://t.co/G0DLZP08vb
— 宮坂学 Manabu Miyasaka (@miyasaka)March 6, 2020
この週末、東京都が出してくれた、「新型コロナウイルス感染症対策サイト」を北海道でも使おう!と有志が立ち上がり、週末物凄いスピード感で進み、ついに本日、みなさんに公表できることになりました!!#JUST道IT#Hackkaidohttps://t.co/YEOY9vjmiDhttps://t.co/ljLFPTEOZS
— Takuya Yamagata (@howmori)March 9, 2020
みんなができることを持ち寄って、社会を少しずつよくする。先日の台湾のIT大臣・唐鳳氏が東京都の新型コロナウイルス対策サイトの改善に加わってくれた件といい、オープンソースの力は偉大だなと再認識させられますね。