やじうまの杜
「マウス キーボード センター 13」で追加された“スポットライト”機能が結構便利かも
デバイスをまたいだカーソル移動でBTマウスの接続先をシームレスに切り替える“スマートスイッチ”も強化
2020年10月29日 06:55
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
先日、「マウス キーボード センター 13」がリリースされたことをお伝えしましたが、その後リリースノートが改訂され、新しいデバイスがサポートされたほかにも、以下の2点が改善されていることが明らかにされました。
- Smart Switch は、マウスとキーボードの両方をサポートするようになりました。
- Spotlight を使用して、オンライン会議中に話している内容を他の人に表示できます。マウスをクリックするだけで、画面の一部にスポットライトを当てることができます。
試してみたところ、なかなか興味深い機能だったので改めてご紹介したいと思います。
スマートスイッチ(Smart Switch)
筆者はMicrosoft製のマウス“Surface Precision Mouse”を愛用しています。このマウスは3台のデバイスとBluetoothでペアリングし、底面のボタンを押すことで簡単に接続先デバイスを切り替えることができます。
これだけでも十分便利なのですが、「マウス キーボード センター」の“スマートスイッチ”機能を併用すれば、この接続デバイスの切り替えがよりシームレスに。たとえばマウスカーソルを横へ動かしていくと、カーソルはデスクトップの端に突き当たってもそこで停まらず、自動で隣のデバイスへ接続先を切り替えて移動を継続することができます。
「マウス キーボード センター 13」では、マウスだけでなくキーボードも“スマートスイッチ”で切り替えられるようになったそうです。あいにくMicrosoft製キーボードは持っていなかったので試せませんでしたが、マウスを“スマートスイッチ”できるなら、キーボードも一緒に切り替えたいと思うのは道理。なかなか便利な機能かもしれません。
スポットライト(Spotlight)
筆者がもっと気に入ったのは、むしろもう一つの機能、スポットライトの方です。これをマウスのボタンに割り当てると、デスクトップ全体を暗転させ、マウスカーソルの周辺だけを明るく表示できます。プレゼンテーションのとき、カーソル付近に注目を集めたいときに使えそうですね。
スポットライトの半径はマウスホイールで簡単に調節可能。[Ctrl]キーを押しながらホイールを操作すればスポットライトの透明度も調整できます。大変気に入ったので、これからは“Surface Precision Mouse”のサイドボタンに割り当てて活用していこうと思います。