やじうまの杜
「エクスプローラー」にタブが!? 最新のDev版「Windows 11」で隠し機能が発見される
ウィンドウのタブ化機能「セット」(Sets)の復活なるか
2022年3月11日 08:04
“やじうまの杜”では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
「エクスプローラー」にタブが実装されるかもしれない……と、「Twitter」の一部界隈で話題になっています。
File Explorer tabs are back! (Windows 11 22572, feature 34370472)pic.twitter.com/U3t10Affdq
— Rafael Rivera (@WithinRafael)March 9, 2022
この機能は、A/Bテストで無効化されている機能を無理やり有効化するパワーユーザー向けのツール「ViVeTool」で有効化可能(このツールに関しては、以前の記事をご参照ください)。「Windows 11 Insider Preview」Build 22572(Devチャネル)を利用しており、この機能に興味のある方は、「ViVeTool」の実行ファイルがあるフォルダーで以下のコマンドを実行することで、この機能をアクティブにすることができます(要管理者権限)。
.\vivetool addconfig 34370472 2
「エクスプローラー」にタブバーが追加され、フォルダーの右クリックメニューで[新しいタブで開く]コマンドが利用可能になっているのがわかります。
まだ「フォルダーをとりあえずタブ表示できるようにしてみた」段階のようで、機能は最低限しかありませんが、タブをたくさん開いてバーからあふれ出たときのオーバーフローコントロールなども確認できます。
なお、Devチャネルの「Windows Insider Preview」ビルドに投入された機能はあくまでも試験的なもので、製品版OSにそのまま導入されるとは限らないという点には注意してください。
かつてInsider Previewビルドでは「セット」(Sets)と呼ばれるウィンドウのタブ化機能がテストされていたのですが、残念ながら製品版への搭載は見送られてしまいました。今回明らかになった機能は「エクスプローラー」のみを対象としたタブ化になりますが、マルチタブファイラーへの要望は根強くあります。今度こそ実現できるといいですね!
製品版OSにくるまで待てないという方は、「Files」というサードパーティ製のファイラーがお勧め。少し動作は重めですが、スタイリッシュで使い勝手もなかなかいいですよ。