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「エクスプローラー」にタブ機能 ~Microsoft、Windows 11の新要素を発表

[スタート]画面のアプリフォルダー、「エクスプローラー」のホーム画面にも期待

Microsoft、「エクスプローラー」のタブ機能をはじめとするWindows 11の新要素を発表

 米Microsoftは4月5日(現地時間)、「Windows Powers the Future of Hybrid Work」と題するバーチャルイベントを開催。「エクスプローラー」のタブ機能をはじめとするWindows 11の新要素を発表した。

「エクスプローラー」のタブ機能

以前リークされていた「エクスプローラー」のタブ機能

 今回のイベントでは以前リークされていた「エクスプローラー」のタブ機能が正式にアナウンスされており、製品版のWindows 11にも搭載される見通しとなった。

 近いうちに「Windows Insider Preview」ビルドでテストが開始されると思われる。

[スタート]画面のアプリフォルダー

[スタート]画面のアプリフォルダー

 [スタート]画面ではアプリフォルダーがサポートされ、アイコンのドラッグ&ドロップでフォルダーを作成できるようになる。これはWindows 10に備わっているにもかかわらず、Windows 11には欠けていた機能のうちの1つだ。

 最新の「Windows Insider Preview」ビルドではフォルダーに名前を付ける機能も追加されており、完成度は高まりつつある。

「エクスプローラー」のホーム画面

「エクスプローラー」のホーム画面

 「エクスプローラー」の「クイック アクセス」画面が拡充され、「ホーム」(Home)画面となる。従来通り、最近利用したファイルへのアクセスはもちろん、右クリックメニューからファイルを「お気に入り」(Favarite)にすることで、よく使うファイルをホーム画面に固定表示(ピン留め)しておくことも可能だ。

よく使うファイルを右クリックメニューから「お気に入り」にすることで、ホーム画面にピン留めできる

 そのほかにも、ライブキャプションや「フォーカスセッション」の改善などがアナウンスされている。