テレワークのセキュリティ大丈夫?
第4回
パソコンが“何もしていないのに”壊れる前に! ドライバーを手間なく更新して安定した環境を
2020年7月3日 06:55
※記事更新のお知らせ(7月6日13時更新)
本記事で紹介している「アバスト ドライバ アップデーター」が、7月3日13時の時点で、「Google Chrome」や「Microsoft Edge」などのWebブラウザーで「Misleading:Win32/Lodi!MSR」(ユーザーの誤解を招くプログラム)と判断され、ブロックされていることを確認しました。
Avast社では、「これは行き違いによる誤った警告( *1 )で、誤解を招く部分についてもかなり以前に対応済みであり、現在のソフトをダウンロード、利用しても問題ない」「現在新バージョンを開発しており、これによってブロックの問題は解消される予定」とのこと。
編集部では、読者の皆様に不安のない情報をお届けしたいと考えており、新バージョンの公開後に再検証、新規の記事として改訂版を公開する予定です。
*1 Avast社によると、「約1年前にソフトウェア審査機関のAppEsteemが『⼀部メッセージが⼤げさ』と判断してDeceptor List(欺瞞リスト)にアバスト ドライバ アップデーターを登録した経緯があった。その後の対応でリストから除外されたものの、他企業へのアラート除外要請が行き届かず今回の警告表示になってしまった」とのこと。
昨日まで快調だったパソコンが、今日は調子が悪い! たまに遭遇する現象だ。“何もしていない”のにである。特にリモートワーク中の方は、パソコンに強い同僚や職場のシステム部に問い合わせすることもできずに困ってしまうだろう。
原因のひとつとして考えられるのは、古いドライバーを使っているケースだ。パソコンを構成する機器を利用するには“ドライバー”が必要になるのだが、Windows Updateなどに伴って、既存のドライバーが不具合の原因になることがある。今回は、ドライバーのアップデートをスムーズに行える「アバスト ドライバ アップデーター」を紹介したい。年額3,480円(税込み)だが、30日間の無料体験期間も用意されている。
ドライバーの役割
Windows 10からパソコンを使い始めた方は“ドライバー”について、あまり意識したことがないと思うので、簡単に復習しておこう。
ドライバー(デバイスドライバーとも呼ぶ)は、ハードウェアをパソコンに認識させて動作させるためのプログラムのことを指す。ハードウェアとは、目の前にあるキーボードやマウス、プリンターなどの周辺機器のほかにも、組み込みのWebカメラや音を鳴らすためのサウンドボード、ディスプレイを表示させるためのグラフィックボードなども含まれる。要するに、パソコンを構成する機器には“ドライバー”があるということだ。
正しいドライバーが適用されているか?
Windowsには標準のドライバーが採用されているため、ユーザーが意識してドライバーをインストールしなくても利用できる周辺機器がほとんどだろう。USB接続のHDDなどを初めてパソコンに接続したときに“セットアップしています。”などのメッセージを見かけたことがあると思う。あれは自動的に標準のドライバーを適用していることを意味する。
多くの場合、ドライバーの更新があれば、Windows Updateのタイミングで自動的に更新される。しかし、すべてのドライバーがWindows Updateのタイミングにあわせてリリースされるわけではなく、最新の状態を保つのはなかなか難しい。
また、動作している周辺機器でも、メーカーの提供するドライバーではなく、Windows標準のドライバーが適用されている状況は改善した方がいい。周辺機器本来の性能を使い切れていないことがある。
Windows標準のドライバーとメーカーの提供するドライバーの違いは一目瞭然だ。上記の例はプリンターだが、サウンドボードならイコライザーの調整ができなかったり、グラフィックボードなら画面のちらつきなどが発生したりする可能性もある。
「アバスト ドライバ アップデーター」ならドライバーをスムーズに更新可能
正しいドライバーを適用するには、メーカーの公式サイトよりダウンロードして適用するのが一般的だが、周辺機器の型番をいちいち調べるのは手間がかかる。
無事にダウンロードできても、[スタート]ボタンを右クリックして、デバイスマネージャーを起動し、該当のデバイスを右クリックして[プロパティ]を選択。その後、“管理者権限ではない云々~”とのメッセージや、“ドライバーは最新なので問題ありません。”と表示されたり……。とにかくドライバーの手動更新は面倒なのである。
「アバスト ドライバ アップデーター」は、それらの手間を省いてスムーズにドライバーを更新できるアプリだ。画面の指示に従い、数クリックするだけでいい。筆者の環境でも、デバイスマネージャーで検出できなかった古いドライバーを一括更新できた。『50万以上のドライバーを自動的に修復・アップデートできる』と謳っているのも伊達ではないようだ。
ドキュメントの印刷やスキャン、クリアな音声、鮮明な動画など、特に不具合がなくとも、ドライバーを最新に保つメリットは大きい。「アバスト ドライバ アップデーター」の30日間の無料体験期間を使って、お使いのパソコンをスキャンしてみてもいいだろう。万が一、ドライバーの更新による悪影響がある場合でも、元に戻せるようにバックアップが作成されるので安心だ。
[制作協力:Avast Software Japan 合同会社]