レビュー

Goorugle、新しいメガネ“Goorugle Grass”の早期導入プログラムを開始

ぼんやりとした視界から希望ある未来が感じられた

入手したばっかりの新しいメガネ“Goorugle Grass”を装着

 Goorugle Inc.は1日、同社が開発中の新しいメガネ“Goorugle Grass”をテストするため、早期導入プログラムを開始した。窓の社編集部では同プログラムを利用して“Goorugle Grass”を入手したので、使い心地や機能などをお伝えする。

 “Goorugle Grass”は、Goorugle社が開発を発表してからというもの、そのある意味スタイリッシュなデザインと、先進的な開発思想などが各所で話題となっていた。某国の一部の州では“Goorugle Grass”の装着を想定していると思われる“運転中の眼鏡型デバイスの使用”を、法律で禁ずる動きもあるという。

 “Goorugle Grass”の最大の特徴は、音声コマンドで操作する機能が搭載されていないこと。OSとしてAndroidを搭載していないので、アプリを使ってSNSへアクセスしたり、動画を生中継するといったことも簡単にできない。さらに、見ている光景を写真や動画として撮影する機能も備えていない。装着しても何もできないので何もする必要がないのが便利。

“Goorugle Grass”を装着した際の視界

 また、装着するとド近眼でない人間には視界がぼやけ、ほとんど何も見えない。長時間装着していると目眩が始まり、なんだか見えないものも見えてきた気がする。ぼんやりとした視界から、どうなるかわからない、それだけに希望がある曖昧な未来が感じられた。

長谷ノリ 正太良I3