【第7回】
ダウンロード販売 (purchase and download)
(01/05/23)
窓の杜のソフトライブラリに収録されているオンラインソフトを利用するうえで、ぜひとも知っておきたい用語を解説します。解説内容は窓の杜ソフトライブラリを利用できる範囲とします。
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買ってからダウンロード |
ソフトの流通形態のひとつで、インターネット経由でソフトをダウンロードするものの料金を支払うまで全く利用することができないソフトを、窓の杜ではダウンロード販売と分類している。登録料を支払う前に試すことができる「シェアウェア」とは異なる形態。料金を支払ってはじめてダウンロードできるようになるタイプと、ダウンロードはできるものの、料金を支払うまでインストールやプログラムの起動ができないタイプの2種類がある。
最近は、パソコンショップで販売されているパッケージソフトがインターネットでダウンロード販売されるようになってきた。流通コストがほとんどないため、パッケージソフトよりも価格が安く設定されていることが多く、ユーザーの立場から見ると、目的のソフトを安く、自宅にいながらに購入でき、即座に利用できるなどのメリットがあげられる。ソフトの説明書は紙で製本されたものではなく、PDFファイル等で提供されることが多い。
ダウンロードする前に料金を支払うタイプのほとんどがクレジットカード決済で、決済が完了したWebページでそのままダウンロードできるか、ダウンロード用のURLがメールで送られてくる仕組みになっている。ダウンロードに失敗しても、何度かやり直しできるのが普通だが、ダウンロード用URLの有効期限を設定している場合も多い。ダウンロードしたファイルは、なくさないようにしっかりとバックアップしておこう。
また、ダウンロード販売のソフトは、製品版とは別のファイルで体験版を公開していることが多い。この場合は、シェアウェアと同じような感覚でソフトの機能を体験することができるため、ダウンロード販売のソフトを見つけた場合は体験版が公開されていないか確認してみるとよいだろう。
(窓の杜編集部/イラスト:石岡 友里)