【第19回】
ネットワーク対戦
(playing through the network)
(01/08/15)
窓の杜のソフトライブラリに収録されているオンラインソフトを利用するうえで、ぜひとも知っておきたい用語を解説します。解説内容は窓の杜ソフトライブラリを利用できる範囲とします。
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世界中の人と対戦できる |
ゲームで、インターネットなどのネットワークを介して対戦プレイすること。このしくみにより、海外在住で会ったこともない相手とチェスを指したりすることができる。また自宅にいながらにして麻雀の面子をそろえることもできる。
ゲームソフトを起動してすぐにネットワーク対戦を開始できるのではなく、まず対戦相手を見つけることから始まる。対戦相手が見つかったら、インターネット上の住所ともいうべき“IPアドレス”を対戦相手と交換しあうのが基本だ。対戦相手を見つけるためのホームページや掲示板を利用しよう。また、IPアドレスを交換する手間を省ける支援ソフトがあるので、利用するといいだろう。ゲームソフトそのものがネットワーク対戦の支援機能を実装していたり、プレイ中に対戦相手とチャットできるものもある。
ゲームならどんなものでもネットワーク対戦が可能なわけではなく、対戦プレイが可能でも“ネットワーク対戦可能”と説明がなければ、一台のキーボードを使い分けたり、一台のパソコンに接続されたキーボードとマウスで対戦するなど、オフラインで対戦することになる。
ネットワーク対戦ゲームには、カードやチェスなどのテーブルゲームをはじめ、架空の世界でキャラクターにふんして戦うアクションゲームや競走馬の育成シミュレーション、さらに数千人がひとつの架空の世界で冒険するものなどさまざまなものがある。ネットワーク対戦はインターネットの接続時間が長くなりがちなため、常時接続かそれに準ずる状態のほうが楽しめるだろう。
(窓の杜編集部/イラスト:石岡 友里)