【最終回】
対応OS (Platform)
(01/08/29)
窓の杜のソフトライブラリに収録されているオンラインソフトを利用するうえで、ぜひとも知っておきたい用語を解説します。解説内容は窓の杜ソフトライブラリを利用できる範囲とします。
|
もうすぐWindows XPにも乗れるよ |
オンラインソフトを利用する際に、動作環境として作者が指定しているOS。窓の杜では、作者が動作確認したことを明記している場合か、動作を想定しているという記述を窓の杜が確認できた場合に、対応OSとして紹介している。ただし、対応OSについて記述のない場合は、窓の杜でWindows Meと2000について動作確認を行い、ニュース記事等ではその結果を記載している。
Windows OSは、バージョンアップの経過から95/98/Meが属する95系とNT/2000が属するNT系の2種類に大別できる。95系同士、NT系同士のOSには互換性があり、たとえばWindows 95用として作られたソフトの場合、たいていWindows Me上でも通常どおり動作する。10月にリリースが予定されているWindows XPは2000の後継OSとされるため、2000対応のソフトはXPでも問題なく動作するだろう。また、95系のOSはWindows Meが最後と言われている。
なお、OSの初期状態では動作しないソフトについても、ランタイムやサービスパックなどの、オンラインで入手可能なソフトをインストールした状態で動作すれば、対応OSとしている。オンラインソフトを利用する直前になってさまざまなアップデートをしなくて済むように、日ごろから[Windows Update]などでOSを最新の状態にしておくとよい。
そのほか、Windowsと名の付くOSとして、Windows CE(Pocket PC)があるが、前述したOSとはまったく別もので、Windows CE用のソフトは上記の95系とNT系では動作しない。オンラインソフトをダウンロードする際は、対応OSと必要なランタイム、そしてパソコンの性能や周辺機器などのハードウェア要件に注目しよう。
(窓の杜編集部/イラスト:石岡 友里)